プレスリリース
3/19
2017

3/18(土)から「日本の洋画で化粧道具でひもとく よそおいの近代」展

2017.03.19

明治期の日本では、急速な欧化政策が進められましたが、その影響は女性たちの日常のよそおいにまで波及しました。江戸時代から続く伝統的な化粧は次第に消えていき、西洋式の方法や道具、そして新しい化粧品が取り入れられるようになったのです。また、大正期の女性の社会進出にともない、より一層モダンで個性を重視するような髪型や化粧が求められるようになります。
本展示では、ポーラ文化研究所が収蔵する幕末から昭和にかけての日本の化粧道具コレクションや雑誌などの資料を紹介し、近代の女性たちが歩んできた、よそおいの歴史や美意識の変遷をたどります。また、ポーラ美術館の洋画コレクションより、近代の女性美を象徴する作品を選りすぐり、化粧道具とあわせて展示することで、当時の理想の女性像を検証します。

 

リリースデータはこちら