ポーラ美術館は、2013年7月に遊歩道をグランドオープンしました。
ブナ・ヒメシャラが群生する富士箱根伊豆国立公園内の自然をお楽しみ頂けます。
四季を通じて訪れる野鳥たちのさえずりや、時折姿を見せる小動物を愛でながら、自然の中で心休まるひとときをお楽しみください。
遊歩道の全長は約1km、散策所要時間は約40分です。
開放時間
4月-11月- 9:00~16:30
12月-3月- 9:00~16:00
天候により、閉鎖する場合がございます。
野外ですので、歩きやすい服装でご利用ください。
遊歩道のそばには様々な彫刻が点在しています。
ゆっくり散策して彫刻作品を探したり、
設置された双眼鏡を手にバードウォッチングしたり…。
豊かな自然の楽しみを発見しにいきましょう。
遊歩道のいくつかのエリアには彫刻が置いてあります。作品を探して散策してみましょう。
【作品一覧】
1. 板東優 《雪の子Ⅰ》 1999年|2. 板東優 《アニマ》 2018年|3. 板東優 《Notte》 1993年|4. 板東優 《かわたれどき》 2012年|5. 板東優 《渺々》 2014年|6. niŭ《しあわせな犬》 2016年|7. 板東優 《渺々》 2014年|8. 青木野枝《雲谷/仙石原》 2013年|9. 八木マリヨ 《大地母神の邂逅》 2020年|10. 青野セクウォイア 《Dexter Head》 2019年|11. 佐藤忠 《Untitled #68》 2013年|12. 佐藤忠 《Untitled #70》 2013年|13. 佐藤忠 《Untitled #69》 2013年|14. 板東優 《ファミリーの輪郭》 1997年|15. アイ・ウェイウェイ 《鉄樹根》 2015年|16. niŭ《ひかり、おと、におい、てざわり》2013年|17. 板東優 《アダモとエヴァ》 1994年|18. SHIMURAbros 《Light Odyssey》 2017年|19. 板東優 《生と生》 2016年|20. KEIKO+MANABU 《Hummin’Bloom》 2020年|21. 板東優 《わんこ》 1999年|22. 板東優 《アニマ》 2020年|23. 板東優 《雪の子達》 1999年|24. 板東優 《雪の子Ⅱ》 1999年
箱根の森を育てる活動
箱根では、在来種の植物の育成を妨げるハコネザサの繁殖が問題となっています。
当館ではハコネザサや帰化植物の除去を定期的に行い、在来種の実や種が落ち、芽が出る環境を整えています。
ヒメシャラ
淡い赤褐色で滑らかな光沢の樹皮が特徴的です。
ヒメシャラの花
6月下旬から7月初旬に咲きます。開花期間は1週間ほどです。
ウグイス(春~初夏)
しげみの中を好み、なかなか姿を見せません。
さえずり:ホーホケキョ
メジロ(春~初夏)
甘いものが大好きで、花の蜜をよく吸いにきます。
さえずり:チョーベーチューベー
ブナ
白から灰色のまだら模様がついています。
ヤマボウシの花
5月~7月に咲きます。かたちが「山法師」のずきんに似ていることから名前がつけられました。
キビタキ(春~初夏)
空中で虫を取り、大きな美しい歌声で鳴きます。
さえずり:ポッピリリ、ポッピリリ
オオルリ(夏)
オスは美しい瑠璃色(るりいろ)をしています。
さえずり : ピールーリーリージィジィ
ヤマボウシの実
秋にイチゴのような実をつけます。
ヤマシャクヤク
5月初旬に2・3日だけ花を咲かせます。絶滅危惧種です。
ルリビタキ(晩秋~冬)
暗い林を好み、明るく澄んだ声で鳴きます。
さえずり:キョロキョロキョロリ
アカゲラ(留鳥)
くちばしで木をつつき、巣をつくり、餌をとります。
さえずり:キョッキョ、ケレレレ…など。
遊歩道沿いにいくつかの屋外彫刻も展示されており、美術館の遊歩道ならではの空間をお楽しみいただけます。
大自然と共存している作品たちをご覧ください。
【1】板東優 《雪の子Ⅰ》 1999年
【3】板東優 《Notte》 1993年
【4】板東優 《かわたれどき》 2012年
【5】板東優 《渺々》 2014年
【6】niŭ 《しあわせな犬》 2016年
【7】板東優 《渺々》 2014年
【9】八木マリヨ《大地母神の邂逅》2020年
【12】佐藤忠 《Untitled #70》 2013年
【13】佐藤忠 《Untitled #69》 2013年
【14】板東優 《ファミリーの輪郭》 1997年
【17】板東優 《アダモとエヴァ》 1994年
【19】板東優 《生と生》 2016年
【20】KEIKO+MANABU 《Hummin' Bloom》 2020年
【21】板東優 《わんこ》 1999年
【22】板東優 《アニマ》 2020年
【23】板東優 《雪の子達》 1999年
【24】板東優 《雪の子Ⅱ》 1999年