Connections - 海を越える憧れ、日本とフランスの150年 2020年11月14日(土)から2021年4月4日(日)会期中無休 開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)

展覧会について

[ 2020/10/19 ]

みどころ

黒田清輝の師ラファエル・コランによる幻の作品、120年ぶりに公開

ポーラ美術館が収蔵する黒田清輝(1866-1924)の代表作《野辺》(1907年)。黒田がフランスで師事したラファエル・コラン(1850-1916)の《眠り》(1892年)からの影響が指摘される重要作品です。1900年のパリ万博で黒田が実際に目にしたとされる《眠り》は、長年所在不明とされてきましたが、近年、所在が確認されました。この度、フランスから《眠り》が初来日し、本展で120年ぶりに公開されるとともに、愛弟子であった黒田の作品との邂逅を果たします。


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日本とフランス―コレクションを軸に辿る「美の往還」

ジャポニスムと関係の深いモネやゴッホ、フランスで学んだ黒田清輝や岡田三郎助、そしてセザンヌやルノワールと彼らに心酔した安井曾太郎など、ポーラ美術館のコレクションには、日本とフランスの芸術交流を語る上で欠かせない芸術家の作品が多数含まれています。本展では、当館収蔵作品約80点を軸に、国内外から約50点を借用し、19世紀後半から現代に至るまでの日仏の「美の往還」を辿ります。

 

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現代アーティストの視点からあぶり出す、異国に対する憧れと幻想

本展では、森村泰昌(1951-)のゴッホに扮したセルフポートレート、浮世絵を翻案した山口晃(1969-)の作品、そしてフランス人の日本滞在記に想を得た荒木悠(1985-)の映像作品などを、近代の作品と織り交ぜてご紹介します。「日本と西洋」「近代と現代」といった要素によって生み出される、様々な誤解やギャップ。そうした経験や感覚をユーモラスに描き出す作品を通して、異文化理解の本質や魅力に迫ります。

 


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【ラファエル・コラン × 黒田清輝】左:ラファエル・コラン 《眠り》 1892年 芸術家財団、パリ © Fondation des Artistes / Raphaële Kriegel / 右:黒田清輝 《野辺》 1907年(明治40) ポーラ美術館 / 【日仏150年の「美の往還」】左:クロード・モネ 《ヴァランジュヴィルの風景》 1882年 ポーラ美術館 / 右:歌川広重 《名所江戸百景 上野清水堂不忍ノ池》 1856年(安政3) 東京藝術大学 [展示期間:2021年3月7日~4月4日] / 【日本×ゴッホ】森村泰昌 《肖像(ゴッホ)》 1985年(昭和60) 高松市美術館