プレスリリース
6/30
2022

ポーラ美術館開館20周年記念展「ピカソ 青の時代を超えて」 9月17日(土)より開催

2022.06.30

パブロ・ピカソは20 歳の頃、悲しみを抱えた貧しい人々を見つめ、青の絵具を用いて絵画にその姿を捉え、比類のない人間像を生み出しました。画家の原点であるこの「青の時代」を超えて、実験的なキュビスムの探究、さらに円熟期から晩年に至るまで、91 年の生涯を通して旺盛な制作意欲を絶やすことのなかったピカソ。その絵画は歿後から半世紀を経てなお、生きた表現の力を鮮烈に放ち続けています。

 

本展覧会は、国内でも屈指のピカソ・コレクションを誇るポーラ美術館とひろしま美術館が、これまで欧米の美術館の協力を得て深めてきた作品研究をもとに、制作のプロセスに焦点を当て、絵画芸術に挑んだ「描く」ピカソの作品を初期から捉えなおそうとする共同企画展です。両館のコレクションをはじめ国内外の重要作とともに、最新の科学技術を用いた調査や研究を通して20 世紀の巨匠が遺した創造の軌跡に迫ります。

 

リリースデータはこちら