プレスリリース
7/23
2012

コレクター鈴木常司 美へのまなざし 2期 モネとポーラ美術館の絵画

2012.07.23

ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司(1930-2000)が戦後、1950年代末から40数年をかけて収集した作品群です。総数約9,500点におよぶ、西洋絵画・日本の洋画・近現代の日本画・版画・彫刻・東洋陶磁・日本の近現代陶磁・ガラス工芸・化粧道具など多岐にわたるコレクションは、戦後の個人コレクションとしては質・量ともに日本最大級の規模を誇ります。鈴木常司は寡黙な人物であったため、コレクション生成の経緯や美術作品について語った言葉は多くありません。開館以来、私たちはコレクションと対話しつつ、この寡黙なコレクターの美を求めるまなざしに迫ろうと努力してまいりました。開館10周年を記念して開催される本展覧会では、鈴木常司の知られざる人物像とその美意識に関わるコレクションや手がけた文化事業を、12のテーマにより全展示室でご紹介します。また、展覧会会期を3期に分け、第Ⅱ期では西洋絵画コレクションの重要な柱のひとつである19世紀絵画の巨匠、クロード・モネの作品の特集展示をはじめ、東洋陶磁、江戸の化粧道具をご覧いただきます。

 

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