展覧会
6/17
2026
4/7
2027

セザンヌ・レジェンド

2026.06.17 — 2027.04.07

会期

2026年6月17日(水)-2027年4月7日(水) 会期中無休 ※12月1日(火)は休館

 

会場

展示室5

 

 

南仏のエクス=アン=プロヴァンスに生まれたポール・セザンヌ(1839-1906)は、この地方都市における美術教育を享受したのちに上京し、パリで最新の美術動向、すなわち近代性に触れて独創性に溢れた表現方法の獲得を決意しました。二度ほど印象派展に参加しながらも、瞬間を捉える印象派の美学とは距離を置き、故郷のプロヴァンス地方に活動の拠点を移して研鑽を積んだセザンヌの最終的な目標は、「自然と平行するひとつの調和」として芸術を表現することにありました。

 

色彩で形態や空間を表現し、筆触で画面を構築するその成果は、目の前にある自然の観察に基づきながらも、自然からは独立した造形にまつわる諸要素からなる自律した芸術として高く評価され、後世の芸術家たちに多大なる影響を与えました。エクスの自宅でセザンヌが亡くなったのは1906年10月23日のことであり、本年は画家の没後120年にあたります。この機会に、ポーラ美術館のコレクションの中から選りすぐりのセザンヌによる作品をご紹介するとともに、20世紀絵画に革命をもたらしたその芸術の魅力に迫ります。

 

 

「芸術は自然と平行するひとつの調和である。」  ――ポール・セザンヌ 1897年

 

「セザンヌに美という観念はなかった。あるのは真実という観念だけだった。」  ――エミール・ベルナール 1907年

 

  • 1/4

    ポール・セザンヌ《砂糖壺、梨とテーブルクロス》1893-1894年、ポーラ美術館

  • 2/4

    ポール・セザンヌ《プロヴァンスの風景》1879-1882年、ポーラ美術館

  • 3/4

    ポール・ゴーガン《白いテーブルクロス》1886年

  • 4/4

    アンリ・マティス《リュート》1943年、ポーラ美術館