コレクション企画

ポーラ美術館の名作絵画

会 期:2020年6月1日(月)~11月3日(火・祝) *作品展示作業のため、9月1日(火)~9月3日(木)まで臨時休館
会 場:展示室5


ポーラ美術館のコレクションの中心をなすのは、おもに19世紀フランスの印象派絵画から20世紀の絵画を中心とする西洋絵画と、明治から昭和にかけて日本で制作された油彩画と日本画です。本展示では、これらのなかからコレクションを代表する名品をご紹介します。

西洋絵画

フランスでは19世紀後半にアカデミズムの伝統から抜け出して、まばゆい光やあざやかな色彩を追い求める印象派の画家たちが登場しました。さらに19世紀末にはファン・ゴッホやセザンヌなど、ポスト印象派の画家たちが独自の色彩と造形の探究を進め、20世紀初頭にはピカソ、シャガールたちが自由で多様な芸術を切り拓いていきました。

レースの帽子の少女

ピエール・オーギュスト・ルノワール
《レースの帽子の少女》1891年

アザミの花

フィンセント・ファン・ゴッホ
《アザミの花》1890年

日本の洋画・日本画

明治時代に西洋から本格的にもたらされた油彩画は、日本では「洋画」と呼ばれました。フランスに留学し、洋画教育に尽力した岡田三郎助らは、西洋の模倣にとどまらない日本独自の油彩画を目指しました。また「洋画」に対して、伝統的な画材である膠(にかわ)と岩絵具を使った絵画は「日本画」と呼ばれました。特に第二次世界大戦後には、杉山寧や東山魁夷らが、日本画特有のあざやかな色彩と独自の詩情を突き詰めていきます。

あやめの衣

岡田三郎助《あやめの衣》
1927年(昭和2)

T10000480

藤島武二《女の横顔》
1926-1927年(大正15-昭和2)