展覧会
7/13
2013
4/6
2014

ポーラ美術館ガラス工芸名作選

2013.07.13 — 2014.04.06

会期

2013年7月13日(土)~2014年4月6日(日) 会期中無休

 

会場

ポーラ美術館 展示室4・5

 

「ガレ、ドーム、ティファニー きらめくアール・ヌーヴォーの世界にようこそ」

19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを魅了した芸術様式、アール・ヌーヴォー。優美な曲線を用いたこの装飾様式では、花や植物、昆虫といった自然にみられる有機的な形態が好まれました。本展では、ポーラ美術館の収蔵する、アール・ヌーヴォーを代表する作家であるエミール・ガレ、ドーム兄弟、ルイス・C. ティファニーによるガラス工芸の名品をご紹介します。

エミール・ガレ 《草花文耳付花器》 1895年頃

エミール・ガレ 《草花文耳付花器》 1895年頃

ドーム兄弟 《葡萄とカタツムリ文花器》 1904年頃

ドーム兄弟 《葡萄とカタツムリ文花器》 1904年頃

ルイス・C. ティファニー 《蜻蛉文ランプ》 1918年

ルイス・C. ティファニー 《蜻蛉文ランプ》 1918年

「特集展示―ガラス工芸にみる風景、花」

19世紀後半のガラス工芸の分野では、ロココの伝統に連なるものから、当時としては最新のジャポニスムの流れを汲むものまで、様々な風景意匠が施されました。今回の特集展示では、こうした多様な風景の意匠に注目するとともに、ガレの《アザミ文花器》とファン・ゴッホの《アザミの花》を比較するなど、同じ花のモティーフの描かれた絵画とガラス工芸の作品をご紹介します。

エミール・ガレ 《風景文花器》 1874-1900年

エミール・ガレ 《風景文花器》 1874-1900年

フィンセント・ファン・ゴッホ 《アザミの花》 1890年 油彩/カンヴァス

フィンセント・ファン・ゴッホ 《アザミの花》 1890年 油彩/カンヴァス

エミール・ガレ  《アザミ文花器》 1884年頃

エミール・ガレ  《アザミ文花器》 1884年頃