展覧会
3/13
2010
6/8
2010

ポーラ美術館の日本画

2010.03.13 — 2010.06.08

〈 1期 〉

「杉山寧 不朽の名作《水》を中心に」 会期:2010年3月13日(土)ー2010年6月8日(火)

 

〈 2期 〉

「杉山寧 晩年の大作《洸》を中心に」 会期:2010年6月11日(金)ー2010年9月5日(日)

 

本展では、初公開作品を含めて、ポーラ美術館の日本画コレクションを総覧し、コレクターの眼であらためて見直しました。そのなかでも昭和を代表する画家であり、髙山辰雄、東山魁夷らと「日展の三山」として知られる杉山寧の収蔵作品43点は、日本でも最大級のコレクションです。コレクターの眼を通して、写実と抽象、洋画のように見える厚塗りのマティエールなど、戦後の日本画におけるさまざまな問題について考えることは、現代日本画家の造形上の実験と今後につながる可能性を、あらためてとらえ直すことにつながります。本展は作品保護のため会期を2期に分け、1点を除き、全作品を入れ替えました。横山大観の幻の名画を公開し、2009年に逝去した平山郁夫の作品を特別展示するなど、ポーラ美術館初の日本画展にふさわしい、見どころの多い企画展になりました。また、本展では長野県信濃美術館東山魁夷館より、本画と習作9点を特別出品していただきました。

関連コレクション

 

関連イベント

ギャラリートーク(全5回)

2010年3月27日、4月24日、5月29日、7月10日、8月19日
各回14:00〜15:00

 

香りの教室

2010年6月5日、12日14:00〜15:30
講師:佐藤孝(ポーラ化成工業株式会社ポーラ横浜研究所副主任研究員)[当時]

 

レクチャー「ラリック時代のメイクアップ、ヘアモード、ファッション」

2010年6月26日14:00〜15:30
講師:津田紀代(ポーラ文化研究所主任学芸員)

 

常設展示

ポーラ美術館の絵画

会期 2010年3月10日 〉2010年9月5日
会場 展示室 2、3

 

小企画「アルベール・マルケ ― 窓を開いて」

会期 2010年3月10日 〉2010年9月5日
会場 展示室 3

 

ルネ・ラリックの香りと 同時代のファッション

会期 2010年3月10日 〉2011年3月11日
会場 展示室 4