展覧会
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2003
1/27
2004

ベル・エポック – 美しき時代―1900年前後の芸術

2003.09.27 — 2004.01.27

会期

2003年9月27日(土)ー2004年1月27日(火)

 

19世紀末から20世紀初頭のパリは、万国博覧会が開かれるなど、産業や科学技術の進歩、経済の発展を背景に、人々が余暇に目覚めて豊かな生活を追い求めた時代でした。「ベル・エポック」とは、平和と繁栄の頂点にあった“良き時代”―まさに“美しき時代”を意味します。数々の新しい芸術運動が花開き、文化が円熟期を迎えていました。女性たちはモードを追い求め、香水や化粧道具はその美しさをさらに引き立てました。本展では、印象派や象徴主義の絵画、アール・ヌーヴォーのガラス工芸、当時の化粧道具など、華やかで頽廃的な雰囲気も漂わせたベル・エポック期の芸術と文化を再現しました。後年、作家マルセル・プルーストは、この時代を舞台に、華やかな社交界に集う人々の姿を『失われた時を求めて』という長大な小説に描いています。この小説には、モネの絵画を思わせる自然描写がたびたび登場します。本展の会場では、プルーストのテキストと当館収蔵のモネの絵画をあわせて展示し、文学と絵画の関係性をご覧いただきました。

関連コレクション

 

関連イベント

ギャラリートーク

2003年11月7日 15:00〜16:00

 

常設展示

ポーラ美術館の名作絵画

会期 2003年9月25日 〉2004年1月27日
会場 展示室 2、3

 

華やぐ女たち(前期)

会期 2003年9月25日 〉2004年1月27日
会場 展示室 4

 

彩のうつわ

会期 2003年9月25日 〉2004年6月1日
会場 展示室 5