イベント
7/14
2019

耳で楽しむ美術館 ― 印象派の音、パリのこと ―

2019.07.14

企画展「印象派、記憶への旅」に合わせ、フランス印象派の旗手であり、ジャポニスムにも感化された作曲家、クロード・ドビュッシーに焦点をあてた演奏会を開催します。彼の生い立ちや作曲の動機となった日本美術作品(北斎や広重の浮世絵)、さらに同時代に活躍した芸術家たちの作品をポーラ美術館のコレクションから選び、スクリーンでご紹介しながら、代表作などをお聴きいただきます。
演奏には、ドビュッシー直系の弟子である国際的なピアニスト、伊藤隆之氏をお迎えします。本格的なドビュッシー音楽にふれる絶好の機会であるとともに、33年間パリで活躍した経験から語られる、伊藤氏によるパリにまつわるトークもお楽しみいただけます。
豊かな自然に囲まれたポーラ美術館で、心地よいひとときをお楽しみください。

クロード・モネ 《睡蓮》 1907年 ポーラ美術館蔵

クロード・モネ 《睡蓮》 1907年 ポーラ美術館蔵

ソロピアノコンサート「ドビュッシーと自然の力 水とジャポニスム」

 

開催日時

2019年 7月14日 (日) 14:00~15:30

 

会場

 

ポーラ美術館 B1F カフェ「チューン」

 

料金

無料

※要当日入館券

 

参加方法

定員に達したため、申込を締め切らせていただきました。多数のご応募ありがとうございました。

 

定員

先着110名 ※好評につき、定員を70名から110名に増やしました。

 

出演

伊藤 隆之氏(ピアニスト)

 

協力

公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団

 

プロフィール
伊藤 隆之(いとう・たかゆき)
1961年生まれ。’79年、名古屋フィルとラフマニノフ・ピアノ協奏曲2番で演奏活動を開始。’84年、東京藝術大学卒業後渡仏。’85年、パリ・エコール・ノルマル音楽院高等演奏科卒業、ジェルメーヌ・ムニエ教授のもとで’86年、同校コンサーティスト科卒業。パーフェクション科(研究科)に在籍を許可される。数々の国際的な受賞歴をもち、音楽祭客演をはじめ、審査員、音楽番組脚本、作曲等精力的に活躍中。
’97年、フランスのCD会社より「ドビュッシー・フォーレ・スクリャービン」をリリース。
’98年よりドビュッシーのピアノ曲の発掘、研究をしながら同国でCD「ドビュッシー・ピアノ曲全集第1~5集」を世界初録音も含めリリース。
山崎冬樹、伊達純、ヴラド・ペルルミュテール、フランス・クリダの各氏のほか、ドビュッシーの孫弟子であるジェルメーヌ・ムニエ氏に師事。ドビュッシー直系の弟子として、ドビュッシー研究を専門に取り組む。愛知県立藝術大学講師。

カフェ「チューン」について
自然の光がふりそそぐ、明るくすがすがしいカフェです。
※多くのお客様からご応募いただきましたため、会場を拡大いたしました。
それに伴い、営業時間を短縮させていただきます。ご了承ください。
なお、1Fレストランにて喫茶営業いたしておりますのでそちらもご利用ください。
【営業時間】 10:00 – 13:00(ラストオーダー)