学芸員が常設展示室をご案内するコレクショントークを開催いたします。
今回の主役は、明治時代から大正時代にかけて、日本人によって描かれた油彩画の女性たちです。
開国と同時に、西洋の絵画技法である油彩画を本格的に学び始めた日本人の画家たちは、やがて西洋のモノマネではない、“日本人にしか描けない油彩画”の表現を追い求めるようになります。黒田清輝や岡田三郎助、藤島武二らが描いた女性像を中心に、その技法や構図、女性の衣装などに焦点を当てながら、彼らが作品に込めた想いを解き明かします。

日時

2015年12月12日（土）　14:00～14:30
※13:50より講堂にお集まりください

場所

地下1階　講堂　展示室2

参加費

無料

※美術館入館券が必要です