ポーラ美術館の学芸員

野口弘子
07/12 2023

展示替え期間中の館内は、盆暮れ正月が一緒に来たような大変な忙しさです。壁を立てる大工さん、壁紙を貼る内装屋さん、作品を運搬・設置する輸送会社さん等々、たくさんの関係者の皆さんが動いています。

そのすべてを総監督として、プロデューサーとして、現場のディレクターとして担うのが学芸員です。ポーラ美術館の学芸員が総出で新しい展覧会の立ち上げのために情熱を注いでいます。

今回の企画展「シンジャパニーズペインティング 革新の日本画」の主担当は学芸員の内呂さん。保存・修復の専門家でもありますが、「行ってみてよかったと思ってもらうこと」「楽しませることが大事」と語る、お客様の気持ちに寄り添える学芸員のひとり。そんな彼が企画した展覧会を、ぜひ皆さまに見て頂きたいです。