家路につく牛飼いの少女

家路につく牛飼いの少女

  • 作家名 ジャン=バティスト=カミーユ・コロー
  • 制作年 1850-1855年
  • 技法・素材 油彩/カンヴァス
  • サイズ 27.2 x 23.6 cm
コローは、パリ近郊のフォンテーヌブローや父親が別荘を所有していたヴィル=ダヴレーなどで戸外写生を行い、ジャン=フランソワ・ミレーらバルビゾン派の画家たちや、バルビゾン派と印象派を結ぶ画家シャルル=フランソワ・ドービニーと交遊した。≪家路につく牛飼いの少女≫、≪森のなかの少女≫(1865‐1870年頃、ポーラ美術館蔵)など、牛の番をする少女を配した田園風景は、コローの初期作品からみられ、バルビゾン派の画家たちの作品ほど写実的ではなく、古典的な画面構成と銀灰色に煙ったやわらかな色彩により、詩的情緒の漂う画面となっている。(『モネと画家たちの旅』図録、2007)