樹林文花器

作家名
ドーム兄弟
制作年
1917年頃
サイズ
高28.6 径11.5 cm

ドーム兄弟 《樹林文花器》 1917年頃

作品解説

オレンジと黄色のマーブル地にヴィトリフィカシオン技法による緑色を重ねた被せガラス。樹木のあいだに建物が散見できる風景をスフレ(型吹き)技法でレリーフ表現してかるくグラヴュールを加えている。近景に樹木の幹をクローズアップして表現し、その間から遠景をのぞかせる構図は浮世絵由来のもので、ガレが最初にガラス器に応用し、ドームがこれに追随した。ガレの場合はアプリカシオン技法と象嵌技法を併用するきわめて高度な技術が使われたが、ドームはスフレ技法によって大量生産化を可能にした。(『名作選』 2007)