花形ランプ

作家名
ドーム兄弟
制作年
1903年頃
サイズ
高70.7 幅28.6 cm

ドーム兄弟 《花形ランプ》 1903年頃

作品解説

アブラナ科ルナリア(和名: 銀銭草、大判草)の実をデザイン化した鉄製金具に、黄色いオパール色のガラスのほやを装着している。ルナリアの果実は扁平な楕円形のさやのなかにいくつかの種が入った形状でドライフラワーにすると銀色の光沢を帯びた上品なベージュ色となる。このランプの金具は、そうした特徴を忠実に写している。おそらくドームの協力者だったルイ・マジョレルが手がけたデザインであろう。一方、ドームが製造したガラスのほやは、ルナリアの花とはまったく関係のない抽象化した花のイメージをとどめるに過ぎない。(『名作選』 2007)