風景文花器

作家名
ドーム兄弟
制作年
1900-1907年頃
サイズ
高56.1 径18.2 cm

ドーム兄弟 《風景文花器》 1900-1907年頃

作品解説

白、青、黄のガラス粉末を練り込んで成形した素地をエッチングで彫刻し、湖畔の景色を浮き彫りで表現している。絵付けを施す前の輪郭起こしの作業である。その後、凸面として浮き上がった部分にエナメル顔料を塗って風景の詳細を描き出している。大ぶりな作品だが、細部までに大味になることがない。職人芸の極致といえる緻密な仕上げはドーム社の大いなる美点であった。脚台に草むらを表わすなど芸が細かい。(『名作選』 2007)