*コウ*「水」+「虹」

作家名
杉山寧
制作年
1985年(昭和60)
技法・素材
麻布彩色/額装
サイズ
92.1 x 69.1 cm

杉山寧 《*コウ*「水」+「虹」》 1985年(昭和60)

作品解説

杉山は多くの作品に一字題をつけましたが、本作品の作品名である「〓(?+虹)(コウ)」は「水の音」をあらわしています。紅葉した木の枝越しに、滝を真正面からとらえたダイナミックな構図の作品です。数枚の葉がゆっくりと舞い落ちる様子は、岩の合間に線条をなして流れ落ちる水の勢いを際立たせ、まるで轟々と響く音が聴こえてくるかのようです。 杉山は風景画として滝を好んで描いており、奥日光の竜頭の滝に取材して描かれた戦後最初の大作《瀑》(1955年、国立劇場蔵)などが知られています。