花器

作家名
ルイス・C. ティファニー
制作年
1900年頃
サイズ
高23.2 径27.2 cm

ルイス・C. ティファニー 《花器》 1900年頃

作品解説

波打つ縞目の金属光沢をもつ素地に、虹色に輝く半透明ガラス製の滴や細い巻き紐を熔着している。コテを使って口縁を波打たせて加工し、開きかけた花の蕾の形を連想させる形状に仕上げている。このような華麗な色彩と形態の抽象化を推し進めた曲線美の組み合わせはティファニーの得意とするところであった。彼がデザインしたガラスは、アメリカのアール・ヌーヴォーを代表する豊かさと豪奢な美を惜しみなく撒き散らす。(『名作選』 2007)