草花文耳付花器

作家名
エミール・ガレ
制作年
1895年頃
サイズ
高34.6 幅20.7 奥行18.4 cm

エミール・ガレ 《草花文耳付花器》 1895年頃

作品解説

透明地に白、赤、黄の3色を重ねた4層被せガラス。貴金属箔をガラス層に挟みこむサンドイッチ技法が用いられ豪華な雰囲気を演出している。ガラスの肌をエッチングを用いて浅く削り、網目模様を廻らせ、菊や蝶、風になびく野草などを、厚めに盛り上げたエナメル彩と金彩を併用して描いている。底に近い赤色層に散らされた足を引き上げた姿勢のカエルのモティーフ群は、葛飾北斎の『北斎漫画』から引用されている。左右の取手はガラスが熱いうちに熔着したものである。(『名作選』 2007)