菊花文花器
- 作家名
- エミール・ガレ
- 制作年
- 1900年頃
- サイズ
- 高14.2 径20.4 cm
作品解説
比較的大きな貴金属の箔をガラスの中間層に封入していることが良くわかる作例。ピンク色の素地の肌を、酸を用いてつや消しに加工し、エナメル彩と金彩を併用して八重咲きの菊を描いている。赤色ガラスや金箔を封入した透明ガラス製のカボションが、全体の柔らかい色調の中でアクセントになっている。(『名作選』 2007)
比較的大きな貴金属の箔をガラスの中間層に封入していることが良くわかる作例。ピンク色の素地の肌を、酸を用いてつや消しに加工し、エナメル彩と金彩を併用して八重咲きの菊を描いている。赤色ガラスや金箔を封入した透明ガラス製のカボションが、全体の柔らかい色調の中でアクセントになっている。(『名作選』 2007)