ヴェールをまとう踊り子 展示中

作家名
ピエール・オーギュスト・ルノワール
制作年
1918年、鋳造年: 1964年
技法・素材
ブロンズ
サイズ
高さ: 63.6 cm

ピエール・オーギュスト・ルノワール 《ヴェールをまとう踊り子》 1918年、鋳造年: 1964年

作品解説

ルノワールが彫刻の制作に取り組み始めたのは、1913 年の夏、72 歳を迎える年のことです。リウマチが悪化し、車椅子での生活を余儀なくされていたルノワールは、画商のヴォラールから勧められた彫刻の制作に着手します。それは、彫刻家の手を借りてルノワールの着想を実現する、共同制作の試みでした。ルノワールはまず、かつて絵画に描いた「パリスの審判」の図像をもとに、彫刻の制作に取り組みました。その図像から展開して生み出されたのが、本作品です。広げた両手にヴェールをもつ安定した構造と、下半身を中心にそなわった豊かな量感は、ルノワールの裸体表現の特徴を示しています。