作家名
杉山寧
制作年
1968年(昭和43)
技法・素材
麻布彩色/額装
サイズ
100.1 x 72.7 cm

杉山寧 《舞》 1968年(昭和43)

作品解説

橙色と白を組み合わせた抽象的な形態を背景に、2羽のタンチョウが羽をめいっぱい広げて向かい合い、求愛のダンスを舞っています。鶴は古来より日本画に描かれた主題ですが、多くは佇む姿や飛翔の様子が描かれており、この作品のように地上での動きの一瞬をとらえた作品はほとんどありません。克明に描写された鶴のおおらかな躍動感は、背景の明るい色彩と調和して絢爛たる画面を作り上げています。杉山の描く鶴は、吉祥の図像として描かれるだけのものではなく、生き物として実在していることが画面から伝わってくるようです。