ジャンルで探す

工芸と化粧道具

ガラス工芸
ポーラ美術館は総数790点のガラス工芸を収蔵しており、その大半がアール・ヌーヴォー、そしてアール・デコの時代のものです。自然や動植物を取り上げて、有機的なフォルムの作品を数多く生み出したエミール・ガレや、端正な造形と幾何学的な構成を有する作品で一世を風靡したルネ・ラリックといった、ふたつの美術運動を代表する作家だけではなく、ドーム兄弟やルイス・C・ティファニー、そしてヴィクトール・アマルリック・ワルター等の作品を通じて、19世紀末から20世紀初頭に開花した魅力あふれるガラス工芸の歴史を概観できます。
東洋陶磁
ポーラ美術館の東洋陶磁コレクションは、中国、韓国、日本の鑑賞古陶磁によるものです。総数約200点の中心をなすのが中国陶磁で、漢時代から清時代まで各時期にわたって精選された作品が揃っています。とりわけ康煕五彩をはじめとする明・清時代の五彩の色絵磁器が充実しており、コレクションに通底する華やかながらも穏やかな美しさを物語っています。韓国陶磁では高麗青磁に優品が揃っており、日本陶磁では古九谷、柿右衛門といった肥前の色絵磁器が中心をなしています。

イヌサフラン文花器

化粧道具
世界的にも珍しい6700点の化粧道具コレクションは、時代は古代から現代まで、地域は日本、ヨーロッパを中心にアフリカ、オセアニアにまで及びます。18~19世紀にかけてのフランス及びイギリスの化粧セットや香水瓶、20世紀に入り登場したコンパクトやフェイスパウダーのケース、日本の江戸時代の婚礼化粧道具、アフリカやオセアニアの女性が用いる装身具など、そのバリエーションは実に多彩です。工芸的な美しさだけでなく、描かれた模様、使われ方、そして時代的、社会的背景を交えながら、東西の化粧風俗や美意識をご紹介します。

ガラス工芸 コレクション

エミール・ガレ
《貝の付いた壺》
1903年頃

東洋陶磁 コレクション

《紫紅釉三足盤》
鈞窯 明時代 15世紀

化粧道具 コレクション

《珊瑚象嵌化粧ケース》