登場する画家たち

2019/03/02

カミーユ・ピサロ

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カミーユ・ピサロ (1830 ‐ 1903)

当時デンマーク領であった西インド諸島のセント=トーマス島に、ユダヤ系のポルトガル人を父として生まれる。印象派の中心人物の一人であり、1874年の第1回印象派展の際には、開催のための組織編成に力を尽くした。印象派の画家たちの中で最年長であったものの、新たな美術の動向に敏感であり、若きゴーガンやスーラを見出す。全8回開催された印象派展のすべてに参加した唯一の画家である。また、版画制作にも精力的に取り組んだ。

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1884年より移り住んだエラニー=シュル=エプトの風景。スーラとの出会いの後に細かな点描と補色を利用した技法を積極的に取り入れた。

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くつろいだ様子の裸婦たち、森、水辺が明るい光に包まれる様子と、三角形に近い安定した人物の配置に構図への意識がうかがえる。

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