登場する画家たち

2019/03/02

ピエール・オーギュスト・ルノワール

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ピエール・オーギュスト・ルノワール (1841 - 1919)

1841年、フランス中西部の町リモージュで、仕立屋とお針子の父母のもとに生まれる。一家で移り住んだパリで育ち、少年期から磁器絵付けの見習いとして働き始める。その後、画家を志し、シャルル・グレールの画塾を経て、国立美術学校に学ぶ。モネやシスレーらと交流し、1860年代後半より印象派の中心人物として活動。1880年代前半に古典主義の影響を受け、堅固な様式で描いたが、1890年代以降は優れた色彩感覚を活かし、裸婦や人物像を多く描いた。

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戸外の強い光が素早いタッチと白で表現された作品。ルノワールは印象派のなかでただ一人、東方世界を実際に訪れた画家であった。

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ルノワールは印象派の時代を経て古典主義への回帰をみせた。本作品は神話の場面を主題にしながら、画家の関心は裸婦の生命力と周囲の自然との調和を描くことにある。

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