セザンヌ―近代絵画の父になるまで 2015.04/04(土)- 09/27(日)

セザンヌABC

2015/07/10

[P] Pommesりんご

ABC_P

1895 年にヴォラール画廊で開催されたセザンヌの初めての個展には、りんごを描いた静物画が数多く出品されていました。セザンヌの画業の全貌が初めてパリの観衆に公にされたこの機会に、展覧会評を執筆した美術批評家のタデ・ナタンソンは、セザンヌを「りんごの画家」として紹介しました。
セザンヌの描くりんごはどうも美味しそうではない、そうではなく、かたちと色を楽しむためにりんごを描いたのだ。このように、ナタンソンがセザンヌのりんごを紹介したことに、今日、「りんごの画家」としてセザンヌが知られることとなるゆえんを求めることができます。