【8/2(土)開催】「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」圀府寺 司氏 講演会
「ゴッホ・インパクト—生成する情熱」の開催を記念し、日本におけるゴッホ研究の第一人者として知られる圀府寺 司氏による講演会を開催いたします。
今夏発売予定の展覧会図録(※)では、同氏に「『なぜかとてもはやっているので、かるく好きという人が多い』画家 — 文化産業が変貌させてきたファン・ゴッホ像 —」と題した寄稿をお寄せいただきました。この印象的なタイトルが象徴する“ゴッホ現象”の背景や、その由来となったエピソードも交えながら、社会現象としてのゴッホ、あるいは現代社会におけるゴッホの意義など、ゴッホが美術や文化へ与えた広範なインパクトについてお話しいただきます。
参加をご希望の方は、開始 10 分前までに講堂(B1F ミュージアムショップ奥)にお集まりください。
講演会:「なぜかとてもはやっているので、かるく好きという人が多い」画家 — 文化産業が変貌させてきたファン・ゴッホ像 —
講 師:圀府寺 司氏
日 時:2025年8月2日(土)14:00~15:30
定 員:60名(先着順)
会 場:ポーラ美術館 B1F 講堂(13:50開場)
参加費:無料(入館券が必要です)
※展覧会図録は2025年8月下旬発売予定です。確定次第、Webサイトおよびミュージアムショップにてお知らせいたします。
圀府寺 司(こうでら・つかさ)略歴:
大阪大学名誉教授。大阪大学文学部卒、アムステルダム大学美術史研究所・修士、博士。オランダ・エラスムス財団よりエラスムス研究賞受賞。
おもな著書に『ユダヤ人と近代美術』、『ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか?』(編著)、『西洋美術研究4 特集・美術史とユダヤ』(編著)、 Vincent van Gogh: Christianity versus Nature (『ファン・ゴッホ 宗教と自然の闘争』小学館)、The Mythology of Vincent van Gogh (『ファン・ゴッホ神話』編著 テレビ朝日)、Van Gogh & Japan (『ファン・ゴッホと日本』共編著 青幻舎)、『ファン・ゴッホ生成変容史』(三元社)ほか、訳書に『ファン・ゴッホの手紙 I・II』(新潮社)がある。