「ゴッホ・インパクトー生成する情熱」関連イベント情報[9/13 藤原 貞朗 氏 講演会、9/27 ギャラリートーク、11/8 圀府寺 司 氏 講演会]
ポーラ美術館では、開館以来初となるフィンセント・ファン・ゴッホをテーマとした展覧会「ゴッホ・インパクト—生成する情熱」の開催に伴い、様々な関連プログラムを実施します。ゴッホという作家の情熱的な生涯やゴッホの作品のもつ魅力、ゴッホが後の世に与えたインパクト、そして展覧会についてより深く理解いただける貴重な機会です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
*一部のイベントをのぞいて事前申し込み不要ですが、それぞれ定員がございます。
【9/13(土)開催】 講演会「忘れられた戦後の『ゴッホ・ブーム』― 複製画展と『日本のゴッホ』」
終戦直後の昭和25年から昭和32年頃まで、国内では空前の「ゴッホ・ブーム」が起こりましたが、昭和33年に日本で初めて開催された「ファン・ゴッホ展」でホンモノの作品が来日したことによって、完全に忘れ去られます。今回の講演では、この忘れられた「ゴッホ・ブーム」を紹介し、ホンモノに出会う前の複製文化における「ゴッホ・インパクト」とは何だったのかについて考えていきます。
講 師:藤原貞朗氏(茨城大学人文社会科学部教授)
日 時:2025年9月13日(土)14:00~15:30
定 員:60名(先着順)
会 場:ポーラ美術館 B1F 講堂(13:50開場)
参加費:無料(入館券が必要です)
詳細はこちら
【11/8(土)開催】講演会「なぜかとてもはやっているので、かるく好きという人が多い」画家 — 文化産業が変貌させてきたファン・ゴッホ像 —
日本におけるゴッホ研究の第一人者として知られる圀府寺 司氏による講演会です。
今夏発売予定の展覧会図録(※)では、同氏に「『なぜかとてもはやっているので、かるく好きという人が多い』画家 — 文化産業が変貌させてきたファン・ゴッホ像 —」と題した寄稿をお寄せいただきました。この印象的なタイトルが象徴する“ゴッホ現象”の背景や、その由来となったエピソードも交えながら、社会現象としてのゴッホ、あるいは現代社会におけるゴッホの意義など、ゴッホが美術や文化へ与えた広範なインパクトについてお話しいただきます。
講 師:圀府寺 司氏(美術史家、大阪大学名誉教授)
日 時:2025年11月8日(土)14:00~15:30
定 員:60名(先着順)
会 場:ポーラ美術館 B1F 講堂(13:50開場)
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※展覧会図録は2025年8月下旬発売予定です。確定次第、Webサイトおよびミュージアムショップにてお知らせいたします。
【担当学芸員によるギャラリートーク】
担当学芸員とともに、じっくりと展覧会を鑑賞してみましょう。
日 時:2025年8月23日(土)、9月27日(土) いずれも14:00~14:40
定 員:30名(先着順)
会 場:ポーラ美術館 講堂および展示室
今後のイベント情報につきましては、確定次第随時Webサイトにてお知らせいたします。
〈開催終了分〉
【8/25(月)開催】ポーラ青山ビルディングで開催!トークイベント「ゴッホと旅する」
当館のレストラン アレイでは展覧会にちなんだスペシャルコース「ゴッホと旅する」を提供しています。こちらは、ゴッホやモネなど、画家の「食」について研究をしているキュレーターの林綾野さんに原案をご協力いただき、ゴッホの画業にゆかりのある地の文化に根差したメニューとなっています。
今回のトークイベントでは、林さんに逸話も多く現在もなお人を惹きつけてやまないゴッホの魅力を語っていただくとともに、今回の展覧会の見どころを担当学芸員の工藤が解説をします。
出 演:林綾野氏(キュレーター)、工藤弘二(ポーラ美術館学芸員)
日 時:2025年8月25日(月)18:00~19:30(開場17:30)
定 員:130名 ※要事前申し込み⇒Peatixよりお申し込みください。
会 場:P.O.南青山ホール(東京メトロ青山一丁目駅から徒歩2分)
※箱根ではなく、東京での開催となりますのでご注意ください。
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