展覧会
5/31
2025
11/30
2025
ポーラ美術館コレクション選
2025.05.31 — 2025.11.30
会期
2025年5月31日(土)~11月30日(日)会期中無休
会場
展示室5
19世紀後半、近代化の進むパリで、クロード・モネ(1840-1926)やピエール・オーギュスト・ルノワール(1841-1919)ら印象派の画家たちは、移ろいゆく光や豊かな色彩にあふれた革新的な表現を切り開きました。屋外で憩う人々の姿を明るい色彩と素早い筆致でとらえた彼らの作品は、新しい時代の絵画として高く評価されました。その後、モネは同じモティーフを光の変化に応じて繰り返し描く「連作」に挑戦します。晩年には自宅に造成した池に咲く睡蓮を描き、水面に映る光と草花の揺らめきを絵画に表現しました。
20世紀に入ると、アンリ・マティス(1869-1954)やパブロ・ピカソ(1881-1973)、フェルナン・レジェ(1881-1955)らが登場し、色彩や形の実験を通してオリジナリティを競い合いました。
この展示室ではポーラ美術館のコレクションから、印象派の絵画をはじめ20世紀の西洋近代絵画、そして前衛的な日本の戦後美術の作品を紹介します。
クロード・モネ 《睡蓮の池》1899年 ポーラ美術館
クロード・モネ 《睡蓮の池》1899年 ポーラ美術館
フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》 1920年 ポーラ美術館
フェルナン・レジェ 《鏡を持つ女性》 1920年 ポーラ美術館