ポーラ美術館

ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線 Artists on the edges of Paris: Le Douanier Rousseau, Foujita, and Atget

ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線 Artists on the edges of Paris: Le Douanier Rousseau, Foujita, and Atget

2016年 9月10日(土曜日)〜2017年3月3日(金曜日)

2016年 9月10日(土曜日)〜2017年3月3日(金曜日)

EXHIBITION OVERVIEW 展覧会概要

EXHIBITION OVERVIEW 展覧会概要

「郊外の美」に悦びを見出した日曜画家 アンリ・ルソー Henri Rousseau 1844 - 1910 Profile

『税関吏ルソー』

ルソーは、パリ市の入市税関の官吏として、27歳から49歳まで働き続けました。入市税関とは、街に運び込まれる物品の税を徴収する役所のことで、建材からワインやパンなど食料品にいたるまで、全ての物品が課税対象でした。パリ市の境界線には20世紀初めまで城壁があり、税関吏はそこで監視にあたっていました。
入市税関の勤務は過酷で、勤務時間は16~20時間、ときには24時間に及んだといいます。ルソーは勤務中に郊外の風景に目を凝らし、休日を絵画制作にあてていました。

  • 上:《アンリ・ルソー パリ、ペレル街》 1907年 パリ、ラルース蔵 ©Archives Larousse/ Bridgeman Images
  • 中左:アンリ・ルソー 《エデンの園のエヴァ》 1906-1910年頃 ポーラ美術館蔵
  • 下:アンリ・ルソー 《シャラントン=ル=ポン》 1905-1910年頃 ポーラ美術館蔵

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あらゆる手仕事を愛した職人画家 レオナール・フジタ 藤田 嗣治 1886 - 1968 Profile

『レオナール・フジタとパリ』

《巴里城門》は、渡仏した頃のフジタが、パリ郊外を描いた初期の一点です。本作はフジタがいったん画商に売却した後に、旅先で買い戻し、「快心の作。デングリ返しを打ちて喜びたる」と裏に書いた、記念碑的な作品でもあります。

  • 上左:レオナール・フジタ(藤田嗣治) 《古着屋》 1958年 ポーラ美術館蔵 © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2016 G0574
  • 上右:土門拳撮影 《額縁の木地を接着するフジタ》 1941年
  • 下:レオナール・フジタ 《巴里城門》 1914年 ポーラ美術館蔵 © Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2016 G0574

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パリの記録者にして、近代写真の父 ウジェーヌ・アジェ Eugène Atget 1857 - 1927 Profile

『アジェはなぜ写真家のルソーと呼ばれるようになったのか。』

アジェの写真は、最晩年の1927年前後から、シュルレアリスムの若い前衛芸術家たちの強い関心を惹きつけ、アンリ・ルソーとともにシュルレアリスムの先駆者に数えられ、「写真家の税関吏ルソー」と呼ばれました。

  • 上左:ベレニス・アボット撮影 《ウジェーヌ・アジェ》 1927年 川崎市市民ミュージアム蔵 展示期間:2016年9月10日-10月23日
  • 上右:ウジェーヌ・アジェ 《ランプシェード売り》 1899-1900年 川崎市市民ミュージアム蔵 展示期間:2016年9月10日-10月23日
  • 下:ウジェーヌ・アジェ 《ヴェルサイユ》 1903年 川崎市市民ュージアム蔵 展示期間:2016年9月10日-10月23日

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ウジェーヌ・アジェ 《金のコンパス」の宿、モントルグイユ通り72番地、パリ2区》1907年 川崎市市民ミュージアム蔵

アクセス Access

住所

〒250-0631 神奈川県足柄下郡
箱根町仙石原小塚山1285

お問い合わせ

TEL 0460-84-2111

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