コレクション企画   ―美術をもっと楽しむ展示

じっくり / JIKKURI

会期:2014年4月9日(水)~2014年9月15日(月・祝)
会場:ポーラ美術館 展示室2・3

開催趣旨

じっくり

じっくり

 

「絵をみるって、むずかしい?」

作品と向き合うのに、知識は必ずしも必要ではありません。
ひとりひとり、その時々、作品との向き合い方は自由。
無限の可能性があるはずです。

でも、どこを見ればいいのか、どのように見たらいいのか・・・
作品を目のまえにすると、何か「きっかけ」が欲しいもの。

「じっくり」は、その‘きっかけ’に注目した展示です。
ここにいると、いつの間にか作品の魅力に引きこまれる
そんな空間を目指して、さまざまな「きっかけ」を展示にとりいれました。

鑑賞するというより、むしろ体感するように、じっくり作品と過ごしてください。

展示構成

01 なづける

美術館に展示されている作品には作家名やタイトルを記した「キャプション」と呼ばれる説明書きが付いていますが、この「じっくり 01 なづける」のコーナーには、キャプションがありません。

そのかわり、ここでは鑑賞するみなさん自身に作品の名前を考えていただきます。

■「じっくり なづける」の楽しみかた

この作品には何が描いているのか、想像してみましょう。作品の前に置かれたタブレット端末で、あなたが考えるタイトルを入力すると、作品のそばの画面にあなたが名づけたのタイトルが表示されます。

タイトルを考えることでいつもと違う感覚で「じっくり」作品と向き合ってください。

古賀春江《白い貝殻》1932年(昭和7)

古賀春江《白い貝殻》1932年(昭和7)

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02 はいりこむ

絵画の世界にはいってみたいと思ったことはありませんか?

ベルギー生まれの画家ポール・デルヴォーの描き出す世界は、私たちが生きている世界とはちょっとちがっているようです。ここでは、そんな絵画の世界に「はいりこむ」ことのできる空間をご用意しています。

立つ場所が変わればみえ方も変わる。
そんなおかしな世界へと「じっくり」はいりこんでみてください。

■「じっくり はいりこむ」の楽しみかた

絵の前に広がった石畳の道をたよりに、作品の中にはいりこむように楽しみましょう。
近づいてみたり、離れてみたりすることで、みえ方は変化します。

さらに作品をよくみるための道具を使うことで、いっそうお楽しみいただけます。

ポール・デルヴォー《トングルの娘たち》 1962年

ポール・デルヴォー《トングルの娘たち》1962年
©Delvaux Foundation Belgium-SABAM,Bruxelles & JASPAR, Tokyo,2014
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