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『糸園和三郎の芸術』2012年 1月 18日(水)- 7月 8日(日)会期中無休
本展示では、緊密な構図と精緻なマティエールによって、静謐で詩的な情趣にあふれる心象世界を描き続けた糸園和三郎(1911-2001)の戦後の油彩画を特集展示いたします。糸園は呉服商の三男として、大分県中津市に生まれました。少年時代に骨髄炎を患い、長い間、闘病生活を余儀なくされますが、1927年(昭和2)には画家を志して上京し、川端画学校や、前田寛治が主宰する美術研究所に学びました。第1回独立美術協会展で入選した1931年(昭和6)頃より、シュルレアリスムの影響を強く受けるようになり、1939年(昭和14)に福沢一郎、北脇昇、麻生三郎らとともに、シュルレアリスムを志向する前衛画家たちによる美術文化協会の結成に参加します。1943年(昭和18)には麻生、寺田正明、松本竣介、靉光、鶴岡政男らとともに、新人画会を結成しました。戦後は自由美術家協会への参加を経て、1964年(昭和39)より無所属となり、以後、深い観照と内省によって生み出される、静寂な雰囲気の違う作品を数多く制作しました。
作品リスト
    《黄いろい風景》    

糸園和三郎
《黄いろい風景》
1970年
油彩/カンヴァス

建築写真:石黒 守
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