校庭

作家名
レオナール・フジタ (藤田嗣治)
制作年
1956年
技法・素材
油彩/カンヴァス
サイズ
65.3 x 54.1 cm

レオナール・フジタ (藤田嗣治) 《校庭》 1956年

作品解説

フジタは、パリでの絶頂期を迎えた1920年代から、校庭で体操する子供たちと彼らを指導する教師の姿をたびたび描きました。本作品では、横向きの女性の教師を画面左端に置き、主役である子どもたちは画面いっぱいに真正面からとらえられています。個々の表情やしぐさがひと目でわかるように、やや高い位置から見下ろした視点で描かれた本作品には、画家が幼少の頃から慣れ親しんだ浮世絵や日本画の構図法が用いられています。人種や年齢、そして服装もそれぞれに異なる子どもたちの姿によって、パリという多種多様な人々が住む都市の現実も表現されているのです。