お知らせ

ポーラ美術館 館長交代のお知らせ

ポーラ美術館の館長荒屋鋪透は、2014年6月末日をもって館長職を退任することとなりましたのでお知らせいたします。 新たな館長には、美術評論家で共立女子大学名誉教授である木島俊介が就任いたします。

<木島俊介より就任挨拶>
わたしは「若桜」という名前を持つ山間の小さな城下町に生まれ、ここの美しい自然と美しい町並みにはぐくまれました。高校も鳥取城趾のなかにあり、ここにもまた美しい自然と城下町とがありましたが、ここは、私自身が体験した二度の災禍によって消滅しました。しかしながら、そこから世界に旅立った私を支えてくれたのは、自然は美しいという感性と、諸芸術は最も善意に満ちた人間の創作物であるという信念でした。この人生の途次に、箱根にあるポーラ美術館に迎えられましたことを天恵ととらえ、今後はこの天恵を多くの人々とともに享受できるよう努力したいと思います。皆様のご支援をお願い致します。            
 

<木島俊介略歴>
1939年、鳥取県生まれ。慶応義塾大学文学部卒業、美学・美術史専攻。フィレンツェ大学、ニューヨーク大学大学院、同美術史研究所に学ぶ。群馬県立近代美術館館長および群馬県立館林美術館館長、共立女子大学教授等を務め、現在、同大学名誉教授、東急文化村ザ・ミュージアム プロデューサー。 主要著書に、『美しき時祷書の世界』(中央公論社)、『アメリカ現代美術の25人』(集英社)、『女たちが変えたピカソ』(中公文庫)、『名画が愛した女たち 画家とモデルの物語』(集英社)、『クリムトとウィーン』(六耀社)、翻訳書に、『ヨーロッパの装飾芸術 全3巻』(中央公論新社)などがある。