ルソー、フジタ、写真家アジェのパリ―境界線への視線 Artists on the edges of Paris: Le Douanier Rousseau, Foujita, and Atget 2016年 9月10日(土曜日)〜2017年3月3日(金曜日)

ルソー

2016/08/25

アンリ・ルソー プロフィール

アンリ・ルソー(1844-1910年)― 「郊外の美」に悦びを見出した日曜画家

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職業:税関吏

1844年、フランス北西部の町ラヴァルに生まれ、パリで通関税徴収の職を得て、パリ市内と郊外を結ぶ門や河岸などの巡回にあたりました。美術学校に通うことなく40歳の頃に本格的に絵を描き始め、独自の画境を切り拓きます。日曜画家として果敢に発表を続けるルソーを、同郷の劇作家アルフレッド・ジャリが賛辞を込めて「税関吏ルソー」と呼んだことから、この名で知られるようになりました。
伝統的な画題にとらわれることなく、エッフェル塔や鉄橋などの産業発展の象徴を即物的に描き、都市と田舎が出あう郊外の労働者階級の憩いの場に、新しい時代へのいきいきとした期待感を見出しました。