プレスリリース

2018年1/13(土)より「竹村京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?」展を開催
トランプに刺繍を施した作品、リトグラフ等、出品作品28点全点新作!

ポーラ美術館(神奈川県・箱根町)は、2017年10月1日に、開館15周年を記念して現代美術を展示するスペース「アトリウム ギャラリー」をオープンし、平成8年よりポーラ美術振興財団が助成してきた若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」を開始しました。第2回目の展示として、「竹村京 ― どの瞬間が一番ワクワクする?」を、2018年 1 月 13 日(日)から 3 月 11 日(日)まで開催いたします。

竹村京は、写真やドローイングの上に刺繍を施した薄い白布をかぶせ、自分や親しい人たちの個人的な物語や失われたもの、忘れ去られたものを記憶によって再構成して留める平面作品や、日常の生活のなかで破損してしまった個人なオブジェを接着剤で仮止めし、薄い布で包み、破損部分を白く輝く絹糸でステッチを加えることによって光を与え、別の美的価値を生み出す〈修復された〉シリーズなどを制作してきました。

本展覧会では、日常における偶然の重なりや瞬間の連続、そしてメモリアルな美しい時間をテーマとしています。竹村京は国や言語が違っても意味が共有できるトランプを取り入れた作品を近年制作していますが、今回出品される24点の《Playing cards 2017, Austrian cards on German cards》も、ドイツ製のトランプを地にオールストリア製のトランプの図柄を日本の絹糸で刺繍した布を重ね、時代と国を違えて組み合わされるカードのイメージの偶然性を表現しています。そして、今年出会ったという、インドネシアのジョグジャカルタで流行っているドミノというカードゲームをモティーフとした《Playing dominos in J.City》でも、ある日、偶然居合わせた人たちとドミノをしてできたカードの列のかたちを、耐久性のある日本の絹糸によって薄い布に縫い取り、作品に留めています。これらの作品は、すべて新作となります。

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