ガラス工芸

ガラス工芸名作選-花の様式

会期:2018年12月8日(土)-2019年3月17日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室5

ポーラ美術館収蔵の名品を展示

ポーラ美術館の収蔵するガラス工芸作品の中から、花にまつわる名品をご紹介します。
フランスにおいて、過去の様式からの影響を離れて、植物の世界をはじめとする自然をテーマとした新しい装飾美術の潮流が生まれたのは1890年代のことです。フランス語で「新しい芸術」を意味する言葉である「アール・ヌーヴォー」と呼ばれたこの美術運動では、自然界の動植物の形態をふんだんに取り入れることによって、生活を豊かに飾るための装飾美術が生み出されました。
その中でも、とりわけ人気を博したのが花のモティーフです。その生命の儚(はかな)さゆえに、そして咲き誇るそのあざやかな姿ゆえに、花のテーマは古くから愛好されてきたいっぽうで、世紀末を迎えたこの時代に生まれたまったく新しいデザインの数々は、国境を越えて世界の各地で流行しました。今回の名作選では、およそ300点のアール・ヌーヴォー期のガラス工芸コレクションの中から、エミール・ガレ(1846-1904)、ドーム兄弟(オーギュスト:1853-1909, アントナン:1864-1930)、そしてルイス・C. ティファニー(1848-1933)の選りすぐりの作品を、花にまつわる名画とともにご紹介します。

フィンセント・ファン・ゴッホ《アザミの花》1890年

フィンセント・ファン・ゴッホ《アザミの花》1890年

エミール・ガレ《アザミ文花器》1884年頃

エミール・ガレ《アザミ文花器》1884年頃

ドーム兄弟《アザミ文花器》1897年頃

ドーム兄弟《アザミ文花器》1897年頃

ドーム兄弟《花形ランプ》1903年頃

ドーム兄弟《花形ランプ》1903年頃

ルイス・C. ティファニー《花形花器》1900年頃

ルイス・C. ティファニー《花形花器》1900年頃

ルイス・C. ティファニー《花形花器》1900-1905年

ルイス・C. ティファニー《花形花器》1900-1905年