展覧会
9/7
2016
3/3
2017

西洋絵画 ―ルノワールと色彩の画家たち

2016.09.07 — 2017.03.03

会期

2016年9月7日(水)-2017年3月3日(金)

 

会場

ポーラ美術館 展示室2

 

11人の巨匠たちによる色彩探究の軌跡― 新しい視点でみる印象派の名画たち

19世紀の初頭、フランスでは光の作用が引き起こす色彩を科学的に解明しようとする試みがなされます。

これは、色を単に色相(青、黄、赤など)によって分類するだけではなく、明度(明るさ-暗さ)や、彩度(鮮やかさ-鈍さ)といった新たな軸を用いて分析する「色彩論」が発達したもので、色同士の組み合わせによってより鮮やかに見える補色の関係や、それまで試みられなかった新たな色彩の効果が発見されました。

今回の展示では、19世紀後半に活躍した画家たちのなかでも優れた色彩感覚を持っていたルノワールをはじめ、近代という新しい時代にふさわしい絵画を目指した画家たちの、色彩に対する探究の軌跡をたどります。

 

第1章 色彩の革新 ― 印象派の画家たち

第2章 色彩の探究 ― ポスト印象派の画家たち

第3章 受け継がれる色彩 ― ルノワールと20世紀の画家たち

ピエール・オーギュスト・ルノワール 《レースの帽子の少女》 1891年 油彩/カンヴァス

ピエール・オーギュスト・ルノワール 《レースの帽子の少女》 1891年 油彩/カンヴァス

クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899年 油彩/カンヴァス

クロード・モネ 《睡蓮の池》 1899年 油彩/カンヴァス

アンリ・マティス 《リュート》 1943年 油彩/カンヴァス

アンリ・マティス 《リュート》 1943年 油彩/カンヴァス

ラウル・デュフィ 《パリ》 1937年 油彩/カンヴァス

ラウル・デュフィ 《パリ》 1937年 油彩/カンヴァス