Modern Beauty -フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代 

会期:2016年3月19日(土)ー9月4日(日)(予定)

開催概要

19世紀の中頃、フランスにおいてモードは、産業革命による紡績機や織物機の改良、縫製技術の発展や百貨店などによる流通の拡大、情報メディアの広がりなどにより大きな変化を遂げました。1863年、詩人シャルル・ボードレールは近代性を描くことを称揚し、同時代の都市風俗は新たな絵画の主題となりましたが、モードも重要な主題のひとつでした。また、密室で行われる女性の化粧や身づくろいなどの日常的な場面も絵画に描かれています。20世紀に入ると女性の社会進出やスポーツや旅行などの生活習慣の変化により、モードはより活動的で機能的に変化していきました。
本展では、ポーラ美術館が収蔵する19-20世紀の絵画を中心に、同時代のモード雑誌やファッションプレート、装飾品、化粧道具、ドレスなどをあわせて展示し、モードや化粧が画家たちによってどのように描かれたのかを検証し、その背景や意味について考えます。また、100年前の女性たちの「美」へのこだわりにも焦点を当てます。

マネ《ベンチにて》

エドゥアール・マネ 《ベンチにて》 1879年

キスリング《ファルコネッティ嬢》

キスリング 《ファルコネッティ嬢》 1927年

ピエール・オーギュスト・ルノワール《髪かざり》

ピエール・オーギュスト・ルノワール 《髪かざり》 1888年

シックパリジャン7

『シック・パリジャン』(ファッションプレート) 20世紀初頭

あやめ文化粧道具セット

《あやめ文銀製化粧セット》
ゴールドスミス・アンド・シルヴァースミス社 1903-1907年