漆の化粧道具―江戸時代を中心に

会期:2014年9月18日(木)-2015年3月29日(日)
会場:ポーラ美術館 展示室5

日本での漆の利用は先史時代にまでさかのぼり、紀元前4000年頃、縄文時代の遺跡からは漆塗りの櫛が出土しています。古くから寺院の装飾や上流階級の調度品などに用いられ、その様子は絵巻物などに描かれてきました。

漆は固まると溶けることがなく、工芸品としての美しさとともに、実用面でも優れた性質をもっています。江戸時代になると一般にも普及し、食器など日用品の塗料として身近な素材となっていきました。庶民の日常使いの化粧道具にも多く用いられています。

本展示では、大名が姫君の婚礼道具としてあつらえた豪華な化粧道具や庶民用鏡台など、漆で装飾された化粧道具や髪飾りを、当時の化粧風景を描いた浮世絵とともにご紹介します。

橘唐草紋散婚礼化粧道具 江戸時代後期

橘唐草紋散婚礼化粧道具 江戸時代後期

1924

鏡掛、鏡箱(橘唐草紋散蒔絵婚礼化粧道具) 江戸時代後期

58_6~26違鷹羽根紋櫛台

違鷹羽根紋蒔絵櫛台 江戸時代後期

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山水蒔絵香箱 江戸時代後期

214_3249江戸名所模様蒔絵鼈甲櫛

江戸名所模様蒔絵鼈甲櫛 江戸時代末

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桔梗文旅櫛箱 江戸時代末