展覧会
7/14
2012
10/2
2012

コレクター鈴木常司 美へのまなざし

2012.07.14 — 2012.10.02

〈 第I期 〉

「ピカソとポーラ美術館の絵画」 会期:2012年7月14日(土)ー2012年10月2日(火)

〈 第II期 〉

「モネとポーラ美術館の絵画」 会期:2012年10月5日(金)ー2013年2月26日(火)

〈 第III期 〉

「杉山寧とポーラ美術館の絵画」 会期:2013年3月1日(金)ー2013年7月7日(日)

 

ポーラ創業家二代目、鈴木常司が、1950年代末から40数年をかけて収集したポーラ美術館のコレクションは、戦後の個人コレクションとしては質量ともに日本最大級の規模を誇ります。鈴木常司は寡黙な人物であったため、コレクション生成の経緯や美術作品について語った言葉は多くありません。開館以来、私たちはコレクションと対話しつつ、この寡黙なコレクターの美を求めるまなざしに迫ろうと努力してきました。開館10周年を記念して開催される本展では、鈴木常司の知られざる人物像とその美意識に関わるコレクションや手がけた文化事業を、12のテーマにより全展示室でご紹介します。また、展覧会会期を3期に分け、第I期では20世紀絵画の巨匠パブロ・ピカソ、第II期では印象派の巨匠クロード・モネ、そして第III期では鈴木常司が特に情熱を傾けて収集した現代日本画家、杉山寧の作品を特集展示し、日本の近現代陶磁、伝統工芸、化粧道具、古陶磁もあわせてご覧いただきます。

関連コレクション

 

関連イベント

講演会「コレクター鈴木常司 美術館の夢」

2012年7月28日 14:00〜15:30
講師:荒屋鋪透(ポーラ美術館館長)

 

「ポーラの建築 建築主・鈴木常司と建築家・林昌二の幸福な関係」

2012年10月20日 14:00〜15:30
講師:安田幸一(東京工業大学大学院教授)

 

ギャラリートーク

「鈴木常司 ピカソへの想い」
2012年7月21日
「ポーラのイメージと女性像ロダンとルノワール」
2012年9月22日
「岡鹿之助《掘割》について」
2012年11月28日
「鈴木常司の集めたモネ」
2012年12月15日
「愛らしきコレクション
レオナール・フジタと鹿児島寿蔵」
2013年2月9日
各回14:00〜14:30

 

ギャラリートーク駅伝

2013年1月13日(先着30名)10:00〜16:00

(2012年7月当時の情報)

 

常設展示

〈第I期〉

[化粧道具] ヨーロッパの香りと化粧 ―
ロココからアール・ヌーヴォー
[工芸]伝統の技と美

 

〈第II期〉

[化粧道具] 江戸の化粧 ―
婚礼化粧道具と髪飾り
[古陶磁]中国・日本・韓国陶磁名作選

 

〈第III期〉

[化粧道具] 20 世紀の化粧 ―
アール・ヌーヴォーからアール・デコ
[古陶磁]中国・日本・韓国陶磁名作選