蘭文花器

  • 作家名 エミール・ガレ
  • 制作年 1900-1904年
  • 技法・素材
  • サイズ 高16.6 径8.2 cm
透明地に白と茶褐色を被せ、蘭の小花が密生して咲く様子を丹念に彫刻表現している。ガレはこの種のロレーヌ地方の野性蘭に関する研究やスケッチを残している。この花器と同じ素地を用いて作られた作品に、有名な≪ひとよ茸ランプ≫の笠がある。(『名作選』 2007)